Twitter / @nozakitakehide: 正論や文藝春秋と互角に戰へるくらゐのレヴェルは目指したい。 #正かな同人誌
き、急にハードルが!?
ついさつき世界陸上110mハードルがあつたからつて。
「因縁」の續き。
「因縁」のコメント欄でもやりとりしたが、結局N爺さんの言つてくることつて「何でさう言ふ讀み取り方をする?」「何で今そつちに話が行く?」つてことばかりでまるで變はらない。
N爺さんにはほとほとうんざりさせられたので、ここのコメント欄は無し。
「オレたちひょうきん族」や「人形劇 三国志」の“紳々竜々”とかの頃から。
つて「ひょうきん族」もCSで再放送してんのか。こつちはどうするんだらう。
「行列のできる法律相談所」で辯護士に「引退する必要あつたのか?」を相談したらどんな見解が出るだらう、と思つてたら、
“K-POPブーム”に對して、ネツトでは「マスコミのゴリ押し、捏造だ」と言ふ聲が多いけど、新潟で4萬人も集まる程度の“人氣”はあるんぢやないの?
「軍鶏ヤミー」が出た時、「オーズタイキック」のネタはあちこちで見掛けたんだが、繪は見なかつたので自分で描いた。
まあまあ受けたやうで良かつた。
HDDを整理してたら、去年東京に行つた時の寫眞が出てきた。整理がてらアツプ。
ちよつと「笑ひ話」つぽくなるんだけど前年最初深夜バスで行かうとしたらもう予約が終了してた。仕方ないのでJRに問ひ合はせたらムーンライトは空いてたのでそつちにした、と言ふ經緯があり、だけどムーンライトが意外と乘り心地が良くて今囘もムーンライトにしよう、と思つてたら今度はムーンライトが予約一杯になつてしまつてゐて、深夜バスに空きがあつたのでこちらにしたのである。
行きは隣の席が空いてて多少は樂だつたんだが、カーテンが閉めつ切り、運轉席との間もカーテンがあるのでかなりの閉塞感がある。たとひ眞つ暗と言へど多少景色は流れるもので、それも全く見れないと言ふのもなんか辛い。まあほとんど寢てたし、PAで休憩して體も伸ばせたのでさほど疲れは無かつた。ただこの日が9月だつたにも係はらず35°の殘暑で出發前輕い熱中症に掛かつてしまひ、東京に着いたあと吐いてしまつた。車中水しか飲まなかつたので水しか出なかつたけど。
帰りは金曜日と言ふこともあり一杯で、隣も空いて無かつた。まあそんなに不快な思ひはしなかつたが。
さて前囘は“ガンダムツアー”だつたのだが、今囘は「御宿かわせみ」+「仮面ライダーW」ツアーである。「W」のはうは追ひ追ひ説明するが「かわせみ」は當時嵌つてて、全巻讀んだのだけど、江戸の地名が出てくるので、實際に訪ねてみたくなつたのだ。
まづは増上寺に行つて、旅の安全を祈願する。前囘淺草寺を眞つ先に行かなかつたのが「凶」の原因かなーと思つたので、まづは參拜して厄落とし。
早朝でお神籤はまだやつてなかつたので運勢は分からずじまひ。
參拜を濟ませたので腹拵へ。前囘同様、と言ふか前囘は偶然だつたのだけれど、築地に行く。前囘食べた築地どんぶり市場で、次來たら「まぐろほほ肉ステーキ丼」を食べようと思つてゐたのだ。
さていよいよ「かわせみ」ツアーを開始する。
奇妙なものでその道を辿つてゐたらぼくまで戀人に逢ひに行くやうな氣分になつてしまつた。その話を友人にしたら「わー横戀慕」と言はれてしまつたが、なるほどこれが「俺の嫁」と云ふやつか。
隅田川近邊の「かわせみ」關連の地點を巡り終へたところでメトロを經由して「ゆりかもめ」に乘る。前年ガンダムを見に行つたとき新橋から台場まで乘つたのでこんどは豊洲から乘る。
ゆりかもめからの東京湾はなかなかの眺めであつた。
新橋から新宿に行き、「桂花ラーメン」を食べる。前囘「天下一品」にしたので、今度來たときはこつちにしようと思つてゐたのだ。晝を濟ませたら今度は上野へ。ここからは「W」ツアーである。
上野で「仮面ライダーW」と言へばピンと來る人もゐるだらう。
上野公園の国立科学博物館と東京国立博物館は「W」のロケ地なのである。
国立科学博物館の館内は敵組織「ミュージアム」の博物館、また東京国立博物館は建物が「ミュージアム」を取り仕切る園咲家の屋敷として登場する。
午後からは上野公園と2館をぶらつと散策するつもりだつたのが、これが“誤算”であつた。
先ず国立科学博物館に入る。
當時「大哺乳類展—海のなかまたち」をやつてゐたのだけど、これでもかと海棲哺乳類の秘密が展示されており、多いに好奇心が刺激された。
一通り特別展を見て、そのあと常設展も廻つたのだがこれがいけなかつた。まさに地球の本棚
。“ぶらつと”見て廻れるやうな展示では無かつたのである。“ざつと”廻つただけで半日潰れてしまひ、出たらもう日も暮れ始めてゐて、国立博物館を見る時間は無かつた。
實に興味深い
上野から今度は麻布十番へ。
何用かと言ふと、狸穴を訪ねたかつたのである。「かわせみ」に話が戻るのだけど狸穴は東吾が師範代を務める道場があり、月に何回か教へに來てゐたのである。物語でもそこそこ距離がある描寫がされてゐるが、八丁堀から狸穴までは約5Km。當時の劔客の足ならさう大した距離でも無からう。さすがにぼくは歩いてはこなかつたけど。
最後の目的地は六本木ヒルズである。單純にヒルズ見物がしたかつたのもあるし、最上階でやつてた「地球最古の恐竜展」を見てみたかつたのだ。22時までやつてて、深夜バスの時間にちようど良い、と言ふのもある。
しかしこの時間設定はさすがに東京だなあ。
狸穴からヒルズに向かふ途中丁度夕飯を食べたくなつてゐたところにすしざんまいの六本木ロアビル前店を見掛けたので入つてみた。こだはりがあると言ふマグロを始め、どのネタも活きがいい。チエーン店ではあるけれど、“江戸前”はやはりうまい。
腹も落ち着いたところでヒルズへ。てつきり“森タワー”がどーんと建つてるのかと思つてたらいろいろな區劃があるのね。散々迷つて、やうやく恐竜展會場の展望臺へ。
會場の解説に據れば、三畳後紀に始祖恐竜とワニ、原始哺乳類の生存競争があり、勝ち拔いた恐竜がその後大繁榮を迎へ、哺乳類は恐竜の絶滅まで不遇をかこち、ワニは水邊のニツチを獨占することで生き延びたと言ふことで、外見は丸つきり恐竜なんだけど分類的にはワニなんて化石もあつて實に興味深い
。
昔からN爺さんの言つてくることつて「何でさう言ふ讀み取り方をする?」「何で今そつちに話が行く?」つてことばかりだつた。
N爺さんに限らず、“アンチ”全般に當て嵌ることだけど。
「宗教の勧誘」で漁つてたら見附けた「論破して撃退した」話。
やつぱり「運」を絡めた話をするのね。向かうにしてみりや、それが一般人に興味を持たせる“方便”なのか。
ぼくは興味の無い話にはとことん興味を持てないので、ここまで話を聞いてられないので途中で打ち切つてしまつた。今度機會があつたとしても“論破”するのは止めておいたはうがよささうだ。セールスの電話とかでもぶち切るし。
昔の上司で、息子さん目當てに學習教材のセールス電話が來た時、相手に延々話させておいて、最後に「いや〜、うちの息子今でも親が心配になるほど勉強好きで、これ以上勉強したら困る」と言つて斷はつた、なんて人がゐたけど。
仕事をしてゐて休憩中、若い女の子に
「前お會ひしましたよねー」
と話しかけられた。そのこと自體は本當だつたのだが。
「今別のバイトしてるんですけど、佐藤さんのお仕事に興味あるんですよ。よかつたらお仕事に就いて教へてもらへませんか」
と言はれたので話してゐると、
「今餘り時間取らせても惡いですよね、あ、夕方よかつたら一緒にご飯行きませんか? ゆつくりお話しませうよ」
かう持ち掛けられ、特に用事もなかつたので了承し、聯絡先を交換した。
その日はもう「こんなことつてほんとにあるんだなー」と、鼻の下を伸ばしてゐたのだが、“負け惜しみ”みたいになるけど1割くらゐは、「セールスか宗教か? まあさうだつたら歸つてしまへばいーや」とは思つてゐたのだけれど。
夕方になつて、約束したフアミレスに行くと、丁度彼女も來た。
席に着いてメニユーを見てゐると彼女が、
「今の時間、先輩、同級生のお姉さんなんですけど、近くにゐるんでよかつたら呼んでもいいですか?」
と言ひ出して、「え?」とは思つたのだけど、“がつついてる”ように思はれてもな、と思つたのでいいことにした。
しばらくすると“先輩”もやつてきて、3人で食事しながら世間話をしてたのだけど本題のはずの“仕事”の話に一向にならない。
おひおひ話するつもりなのかな、と思つてゐたら樣子がをかしくなつてきた。
それまでは普通の世間話、住んでるところはどこなのかとか今何の仕事してるのか、と云ふ感じでお互ひに話をしてたのだけど、彼女が急に「人には持つて生まれた“運”と云ふものがあるんですよ」とか「“運命”と“宿命”つて違ふんですよ」とか、一方的にまくしたててきて、ぼくは「女の子だから“スピリチユアル”とかに興味あるのかなー」とか思つてその話には適當に相槌を打つてゐた。
だが、「歴史の教科書で『○○宗』なんて習つたの覺えてませんか」と言はれた時點で、「あこりやいかんわ」と氣附いた。
「さう言ふ話をしに來たんなら歸る」とさつさと席を立ち、傳票をつかんで3人分の代金も拂つて店を出た。
2人は慌てて「いえお仕事の話もしませうよ」と言つてきたのだが、氣分を害したのと、うかうかと來てしまつた自分にも腹を立ててゐたぼくは聽く耳持たず、車に乘り込んで歸つてしまつた。窓の外から「ぢやあこの本だけでも讀んでみてください」とかなんとか言つてたけど。
ある意味、“貴重な體驗”をさせてもらつたわけで。
後から來た“先輩”が、あまり自分ではしやべらず、女の子の話に相槌を打つてて、なんだつたんだ? と思つてたんだが、家族が「そつちの“先輩”で、仕事ぶりを見てて、いざとなつたら助け舟に入つたんぢやないの」、と言はれて、ああなるほどと。「どう云ふ先輩なの?」と聞くと「同級生のお姉さんで」なんてごまかしてたなさう言へば。
どうせなら“論破”してやればよかつたか、下つ端だから大した知識もあるまい、と後で思つたんだけど、もつと仲間を呼ばれても困るか。
しかし“勸誘”と云ふのは、もつと巧妙に世間話にオルグを混ぜ込んでくるものだと思つてゐたが、途中からえらいあからさまになつてこんなものか、と思つた。あれで引つ掛かるのゐるのかと。まあまだ經驗が淺かつたのかもしれんが。
聯絡先を教へてしまつたのでまた勸誘されるかとおもつたがその後聯絡は無い。逃げた獲物を追ふより、新しい標的を見つけたのか。
Twitter / @shokodei: 入信してしまうという手もありますね。 / ところで、熱心な信者のところへ、別の宗教が勧誘に来た場合、どうしてるのか、みたいな話を思い出しました。
まあ、入信したからつて彼女と必ずしもどうにかなるもんでもないだらうし。
それを言つたら“婚活”のために入信してしまふ人もゐるんでせうか。
近所に、宗教が“縁”で結婚したと言ふ夫婦がゐるもんで。
Twitter / @jns: 元はキリスト教のミサで信者にのみ配布してるうっすいアレなのか、へー オブラート - Wikipedia
道理で、あまりうまく“包み隱せて”無かつたなあ。
でも「方便」つてのがあるんだからもうちよつとうまくやつてもいいんぢや。途中からあまりに話がストレートになり過ぎたもの。