賣れない映畫監督に殺人のセミ・ドキユメンタリーの企劃が依頼された。俳優を使ひ殺人が行はれるまでの一部始終が撮影される。ドキユメンタリーの取材對象はゴルゴだつた。「スターの“声”だ…」
021~030巻の最近のブログ記事
海軍基地の機密を奪ひ逃亡した超人的エスキモーの抹殺を依頼されたゴルゴは、エスキモーの故郷に最愛の婚約者がゐることを知り、罠に利用する。アザラシ釣り、スターライト・スコープ。
傳統ある暗殺團の仕事が次々に失敗。技術革新をはかる幹部はゴルゴに仕事を依頼し、“教官”としてその技術を學ばうとする。
NATOのFXをめぐる利權爭ひの政敵を、催淫剤を使つたスキヤンダルがらみで殺す依頼をゴルゴは受ける。だがゴルゴを氣に入らなかつた依頼者は、依頼遂行後にゴルゴを消すよう部下に命じる。亀、“スコラ哲学”。
内部のトラブルで行方不明となつた組合の委員長ホッファの僞物をKGBが送り込み、混乱を引き起こさうとしてゐることが分かり、ゴルゴに僞物の抹殺が依頼される。キニスキーの時計、“サンセット・バラ園”、コールガール爆彈。
情報が奪はれ、MI5プレストンはロンドンに潜入してゐたゴルゴを犯人として拘束する。だがヒュームはそれを否定する。ミノックス、女拷問員、“シャークハンキング”、“ポーク・ハンキング”、“深海ダラ”、「ヒューム…さん」。
政府内の對立から要人が次々に殺され、暗殺者の抹殺が依頼される。暗殺者をおびき出すためのパーテイで、ゴルゴに依頼した女工作員の父であるジプシーが彈き語りに現れる。「いい耳だ!」
外交のスーパースターキッシンジャー長官の暗殺計劃が動いてゐた。仲間に認めてもらはうとゴルゴを殺さうとしてゐた少年は計劃を知つて死ぬ間際に、ゴルゴに計劃の阻止を依頼する。「うさぎのように臆病」。
ダービーで手綱を射撃で切り本命を落馬させる八百長をたくらむ一團はゴルゴも雇はうとする。犬笛弾。
新任の警察署長は空港で見かけた男から昔の事件を思ひ出す。脱獄をはかつた政治犯が笑ひながら射殺された。刑務所を恐怖で支配してゐた隻腕の犯罪心理學者らは、復讐が依頼されてゐたことを知り、空港で逮捕した男を独房に幽閉する。「プロがプロに対しての依頼」、塩のスープ。
ルーツ。戰後の混乱のさなか起きた一家皆殺し事件。生き殘りである五郎とひろ子はなにも語らず姿を消し、使用人たちも殺された。時効が過ぎ、職を辭してもなほ事件の眞相を追つた元刑事は、ゴルゴが成長した五郎であると考へた。
マフイアに競馬のツケを催促された青年は、警察官の父親が口にした、ボスを殺したゴルゴの情報を賣つてかへようとする。マフイアはさらに父親から息子の身柄と引き替へにゴルゴの警察資料を強請る。ナイアガラの滝。
“聖者”と崇められる神父の依頼は、修道尼の兩親を殺した犯罪集團のボスの殺害だつた。だがゴルゴが依頼を受けると修道尼は愕然とする。マタイ傳第7章、“鳥かご”、密造拳銃(バルテック)、“高度サラシ粉”。
犯罪心理學者は自説を實證するため、ゴルゴを實驗臺とする。理論は次々に行動を豫測し、ゴルゴを追ひ詰めてゆく。騷道師リンドン。
ギヤングのボスに圍はれてゐた女は、足を洗ひレディとなるためボスの殺害をゴルゴに依頼するが、ゴルゴに抱かれることを思はず妄想してしまふ。
軍事會社の社長は妻と密通してゐた東側諜報員の殺害をゴルゴに依頼。しかしそれを快く思はない特殊部隊がゴルゴの抹殺をはかる。ホテル附きの探偵、“DANGER G.13 CAUTION”、給油機火炎放射器。
地方都市に保養に來たゴルゴを町長の妻が目撃し、おびえる。かつてコールガールだつたときにゴルゴを利用したことがあつた妻と市長は別々に殺し屋を差し向ける。
元外人部隊の隊長ペラン殺害を依頼されたゴルゴ。核廢棄物を強奪した標的は逆にゴルゴを強奪犯と密告し、足止めと搜査の攪亂をはかる。“ウィーン情報”、「ううっくさい!」。
麻藥の製造技術者抹殺を依頼されたゴルゴは組織の用心棒に僞裝し女ボスに近づく。『阿片の清算』、「カナビス・サテイバ(大麻)の葉は充分に繁ったわ」
殘忍なベルギー情報機關長官から東ベルリンに拉致された前任者の抹殺依頼を受け収容所に潜入したゴルゴだつたが、潜入の情報が漏れ、標的は別の場所に移されてゐた。棒高跳び、ペン型爆彈、“警報装置”、シアン化水素銃。
アラブ組織“10人委員會”からの工作員養成所懷滅の依頼を受け、ゴルゴはユダヤ人帰還者を裝ほひ潜入。“シャバク”の女工作員ヨナはゴルゴの“割礼痕”を確認するが、ヨナは“シャバク”大佐の娘だつた。モシェ・ダヤン、“安息日”のごちそう。
アメリカの核爆撃機が遭難。核兵器を探し港町ズボルベルに潜入したCIAとKGBは未亡人に情報を賣り附けられる。さらに、かつてハンガリー動乱で裏切つた仲間がゴルゴに復讐を依頼したと知つた未亡人は護衛も依頼する。
行方不明となつてゐた大財閥の御曹司を發見し、身代金を要求してきた超過激派集團の抹殺を依頼され、ゴルゴは女學術員ポーラとともにニューギニアに向かふが、首狩り族の襲撃に逢ふ。
新任の総督着任のため警戒を強めてゐる幹線道路にゴルゴが現れた。無線誘導機、「エブリシングOKだ!」。
黒人ベトナム帰還兵は友人である白人を侮辱し死に追ひやつた有力者への復讐を依頼するため銀行強盗で依頼金を調達し、射殺される。依頼を受けたゴルゴは標的のゐるミシシツピー州深南部(ディープサウス)に足を踏み入れる。トリメチレン・ソラレン、「コックの先まで黒」
ベイルートにおけるパレスチナ要人襲撃を受けPFLPはイスラエルのテロリスト養成所の懷滅をゴルゴに依頼。女工作員ハンナとともにシナイ半島の沙漠に潜入する。手鏡。
シドニーに現れたゴルゴが1人の男を殺害した。その男は、ソ連国家秩序維持省の工作員だつたが、CIAポールに勧誘され2重スパイとなり、追はれてゐた。
“鍼”によつて標的の心臓を止める女殺し屋。彼女はかつてゴルゴと生死、そして一夜を共にしたことがあつた。彼女の前に、再びゴルゴが現れる。
- ダラスの疑惑
- 歴史的暗殺の現場に現れたゴルゴ。刑事はジャーナリストマンディとともにゴルゴの足取りを追ふ。
- ダラスの極限
- 大石油会社の用心棒“政治屋(ポリティシャン)”ジャーグラー、“童顔(ベビーフェイス)ノーラン”、“機械屋(ギャゼッティア)バレンチノ”はゴルゴの目的を探るため拷問にかける。「まだかっまだか!?」
- ダラスの閃光
- 標的の屋敷に飛び込んだゴルゴ。だが“統計解析装置(スタティスカルアナライザー)”によりゴルゴの動きは把握されていた。