061~070巻の最近のブログ記事

ミサイル基地の兵士が次々に狂ひ出した。調査のさなかKGBに超能力者がゐることを知つたCIA支部は“心霊兵器”の存在を疑ひ出す。だがゴルゴの銃彈は心霊兵器の眞相を暴き出す。サブリミナル、オイルサーディン。

ダービー優勝候補の名馬はサラブレツドではなかつた。秘密が明らかになる前に、ジヨツキークラブ理事長は馬の殺害をゴルゴに依頼するが、會長の姪であるオーナーがゴルゴの前に立ちふさがる。舌で窒息死。

MI6はイギリスにとつて重要な人物をゴルゴが狙つてゐることを知り保護に向かふ。一方ゴルゴは、マルビナス(フォークランド)戰爭で特攻死した英雄の元婚約者である娼婦と行動をともにしてゐた。

邪魔者を次々粛正してゐたシンジケートのボスが裁判の直前に心停止、人工心臓を移植したことで法の適用から外れてしまふ。警察はゴルゴにボスの殺害を依頼するが、ボスを銃殺してはならないといふ条件がつけられる。首締めプレイ。

ケチな社長の妻の殺害犯としてゴルゴが逮捕される。だがゴルゴは逃亡、その直前につぶやいた言葉から、刑事は眞犯人に氣附く。

大作映畫にかけるプロデユーサーは金策に奔走するが大口スポンサーが殺害されてしまふ。それがスポンサーの1人であり友人でもある州知事候補の策略であることを知つたプロデユーサーは友人に脅しを掛ける。

女テロリストと行き合ひ一夜をともにしたゴルゴは、女のアリバイ證明のため予備審問の證言臺に立つた。だがゴルゴの目的は別の所にあつた。“女の武器と弱み”

中国政府に協力する香港の大企業のオーナー。だが實際は香港企業を賣收し經濟を破綻させることで香港の獨立を目論んでゐた。經濟混乱を恐れたCIAの殺害依頼を受けたゴルゴだつたが、中国政府も暗殺者を差し向けてゐた。ヘリアクシヨン、鄧小平?。

世界各国の要人の健康状態情報を西側に提供してゐた組織が東側とも取引する二重スパイであることが判明し、ボスの抹殺がゴルゴに依頼される。だが絶好のタイミングにもかかはらずゴルゴは狙撃しなかつた。

亡命を希望するソ連高官に瓜二つだつたことから替へ玉に仕立て上げられたチンピラスパイ。だが本當の目的は死を僞裝するためだつた。

枯葉剤の後遺症で死期の迫つたベトナムの英雄は娘の養育費のため、殺しを引き受ける。その標的はゴルゴだつた。シロッコ。

高層ビル火災のたつた1人の生存者の女性。彼女は仕事を濟ませたあとのゴルゴに助けられ、猛火から脱出したのだ。

小物の詐欺師が警察の戀人から得たゴルゴの情報から、大きな詐欺を思ひつく。ゴルゴのエージエントになりすまし、ニセの標的から解約金を巻き上げようといふのだ。

夫が工作員とは知らない妻は夫の工作活動を浮氣と思ひ込み、探偵に調査を依頼する。たがそれは夫の知るところとなつてしまふ。スペツナーズ。

キューバの麻藥組織を懷滅させるため組織の一員が證言するが、報復で家族が殺されてしまふ。證言者を他人と思へなくなつてゐたキューバ移民の刑事は、復讐をゴルゴに依頼する。

総帥を殺された財閥は依頼者を抹殺することでゴルゴを追ひ詰める。財閥に敵對してゐたローゼンも殺されるが、ゴルゴは依頼を受け取る。ブレジンジャー教授。「10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ…残る40%は…“運”だろう…な…」

コンピユータと銃の天才が狙撃地點を割り出し、ゴルゴに挑む。「クチャ、クチャ」、レミントン。

腕利き宣傳マンがベンチヤー企業に出向を命じられる。そこには最新の通信技術をめぐる諜報戰と、シベリア抑留にまつはる因縁があつた。ビームマイクロ・スクランブラー。つくば万博。

地下鉄の工事に不審を抱いてゐた若手代議士の友人が死體となつて發見される。友人の無念を晴らすため調査を開始した代議士だつたが、黨の大物から眞相が明かされる。戰時中ソ連と取り交はされた密約の文書“S-書簡”が永田町の地下に埋つてゐるといふのだ。国立国会圖書館国会分室、地下鉄永田町驛、「水に浮かぶ議事堂」、風呂敷、根岸慎三、中田丸助、幸田武吉、工藤田。

反抗期の息子を持つ日雇ひ勞働者はIRAの大物爆彈工作員だつた。

ワインバーガー国防長官からアフガン侵攻作戰の資料提出を命じられたベトナムの生き殘り將軍はアマゾンでゴルゴを標的とするゲリラ戰術のシミユレーシヨンを開始する。「日本の古武道」。

政治的理由で運轉開始を急がされた原子炉で事故が發生し制御不能。逃がし辨に穴を開け壓力を下げないと爆發し、ロスは死の荒野となつてしまふ。構内はすでに熱と放射線で充滿してゐた。ゴルゴの狙撃を偶然目撃した技師課長は逃がし辨の狙撃をゴルゴに依頼する。「ハゲよりましだろ」、ホームラードングタイプの対戦車銃、「どうしたらいいんでしょうか!?」

KGB大佐は叔父を同じKGBの工作員に殺害されるが上司に握りつぶされ、アフガンに飛ばされ、戰死。復讐の標的となつた上司は老人性痴呆症にかかつてゐた。

ホルムズ海峡でメリー・セレスト號のやうな無人の貨物船が發見され、イラン軍が調査すると積荷はUZIなどの兵器でイラン軍の將軍が發注したものだつた。船主はギリシャの海運王であり、たびたびイラン軍の荷物を横流ししてゐた国際詐欺團であつた。ロイズ保險。

イギリスから來たオグルビー醫師が炭疽菌で死亡し、接觸した夫婦も出血熱で死亡する。感染源がイギリスの細菌兵器中將コベントリー卿であることがわかり、カナダ陸軍情報局とCIA、醫師のギルバートが調査に向かふ。オグルビーはソ連に細菌兵器を持ち出さうとし、卿はその始末をゴルゴに依頼してゐた。感染の疑ひのあるゴルゴの焼滅命令が下された。

上院議員のスキヤンダルをすつぱ拔いたキムは暴漢に襲はれ、居合はせたゴルゴに助けられ、一夜をともにする。その樣子を、撮影してゐた男がゐた。

マイコン少年マークはハツキングをしてARPANETからゴルゴのデータを盗み出してしまふ。マークがゴルゴに會はうとしてゐることを知つたCIAは會見場所に向かふが、マークが殺される。第34巻「殲滅」第43巻「ミステリーの女王」

世界を支配する大財閥ロックフォード當主デビッドから専属を申し込まれたゴルゴだつたがそれを拒絶。引き受けてゐたユダヤ人の依頼主ザメックの口座までも封鎖され、ロックフォードの軍門に下つてゐない臺湾に向かつたゴルゴは華僑の長老黄疆孫からデビッド暗殺を依頼される。だがデビッドが手を回し、アメリカ大統領から暗殺の中止が求められた。陶哲昌。

国家をも賣收する謎の企業を調査してゐたヘツドハンテイング會社の副社長が殺害される。副社長の祖父である會長は企業トツプの正體を明かすことを条件にゴルゴに仕事を依頼するが、會長の命も狙はれる。“IRIS”のアメリカ版。

パレスチナテロリストの暗殺を依頼されたゴルゴだつたが、標的が現れないことからモサドに仕事の延期を連絡する。ゴルゴの連絡を受け、モサドは再調査を開始する。標的はニューヨークで足取りを消してゐた。

黒人大統領候補はキング牧師を見殺しにしたことからかつての仲間からゴルゴに暗殺を依頼されてゐた。SPの厳重な監視の中ゴルゴは候補のメダルを狙ふが暗殺の情報が入りメダルは外されてしまふ。タングステン・カーバイト徹甲彈

かつてユーゴスラビアの英雄であつたビオ司教は南アで収監された枢機卿の解放を求めてクルーガーランド金貨市場に揺さぶりを掛ける。一方ゴルゴに、裏切り者の始末を依頼する。ゴルゴは困難な国境脱出のためMRMとANC“民族の槍”に協力を依頼する。「主と私の仲ではございませんか」、「どうしてどうして。立派な人間じゃ!」、“最後の審判”を擔保に。

世界のダイヤの販賣を一手に握るデ・ロアズ社。だがかつて敗れた男が価格破懷をしかけてきた。さらにはとどめとしてデ・ロアズの會長が持つ世界最大のダイヤを碎くことがゴルゴに依頼される。ゴルゴは「わしの弟子」、カリナン

リゾート地のコテージがコソ泥に荒されるが被害届が出ない。借り主に不審を抱いたベテラン刑事が搜査に乘り出す。“ワルシャワの生き残り”、“ブラウン・ウインザー”の石鹸、寸鉄、「色よりメシだ!」

高級外交官が襲撃された。犯人の手にはチベットの正鉤十字の刺青が。外交官はかつてベルリン陥落で部下を見捨て逃亡したチベット兵隊長で生き殘つた部下から狙はれたのだ。さらに隊長は逃亡時ヒトラーの日記を持ち去り、それをネタに出世してゐた。チベット兵の協力者が隊長の殺害と日記の始末をゴルゴに依頼する。ハウスホッファー、グルジェフ、ルドルフ・ヘス。

リンク

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち061~070巻カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは051~060巻です。

次のカテゴリは071~080巻です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.23-ja