このブログでは「場所」カテゴリを設けてゐる。
「場所」はエピソードの、主な舞臺で仕分けてゐるので、たとへば「氷結海峡」だとゴルゴはシベリア・ノーム・ベーリング海峡を行つたり來たりしてゐるのだけれど、エピソードの主題はベーリング海峡での對決なので「オセアニア・極地」としてゐる。
逆に「海へ向かうエバ」ではエバのニューヨークでの仕事と、ニースでのゴルゴとの再會、といふ2つのストーリーがあるので、「ヨーロッパ」と「北アメリカ」兩方にカテゴライズしてある。
この「メモ」も第30巻までアツプしたが、これまでの「場所」を見てみるとやはり「ヨーロッパ」(38)と「北アメリカ」(35)が多い。
ゴルゴの仕事はスパイ組織や犯罪組織が主な顧客になるので、先進国、大都市が仕事場となることが多い。マフイアの巣窟ニューヨークは10あるし、“レギユラー”といつてもいいMI6ヒューム部長もゐるロンドンも6と群を拔いてゐる。
逆に「オセアニア・極地」はあまりないだろうな、と思つてはゐたが30巻までで3しかない。オーストラリアが第21巻「国家秩序維持省」まで出てこないのは意外だつた。
「アフリカ」は2巻ですでに「黒い熱風」、「ゴルゴ in 砂嵐(サンドストーム)」で出てゐるのに。まあ「南アメリカ」も6巻「激怒の大地」でやつと出てくるけど。