電気自動車の開發を進める日本の自動車メーカ。だが女産業スパイクライトンにより元社員がフランスのメーカで水素エンジンの開發を行つてゐることを知り、ゴルゴに沮止を依頼するが斷はられてしまふ。クライトンは水素エンジンのテストにゴルゴが現れるとにらみ、待ち受ける。
アジアの最近のブログ記事
ゲリラが支配するカンボジアの森林に日本の木材企業が買い付けにやつてきた。先に訪れてゐた社員只見は消息を絶つてゐたが、只見は木材を獨占しやうとゲリラと手を組んでゐた。その森林にはゴルゴも姿を現してゐた。カブトムシの角。
香港返還直前、病牀にあつた中國政府最高實力者が死去。保守派はクーデターをたくらむが、香港の安定した返還を望む中國と臺灣はクーデターの沮止をゴルゴに依頼。ゴルゴは福建省から北京に向かふ叛亂軍を乘せた列車に乘り込む。ウィスキー「ベッ」
イランは廢坑を利用した減壓施設でタジキスタンへ侵攻するための訓練を行つてゐたがCIAは施設の潰滅をゴルゴに依頼。施設で待ち受けるモハマディ大佐はかつて炭礦夫であり、廢坑を知り盡くしてゐた。ゴルゴは日本人技師坂本の協力を得、廢坑への侵入を準備する。タリバーン。
ワールドロップは東洋テレビの株式を賣却。安堵する經營陣だつたがそれはワールドロップの戰略の1ステップに過ぎなかつた。更にワールドロップが手を伸ばし始めた香港はリンダを暗殺しようとしてゐた。一方リンダはゴルゴの存在を公表しようとしてゐた。
日本人彈道學技術者が40Mの多彈藥室超巨大砲をイラクで完成。その砲身はワシントンに向けられてゐた。イラク大統領はアメリカを挑發し超巨大砲を發射しようとする。アメリカ高官は砲の破壞をゴルゴに依頼する。「おかげで今日もこの風景が見れたよ…」
タイのロケットブローカーは中國の衞星擔當者と共に日本の電話會社にH-2Aロケットでの打ち上げを持ちかける。だがそれは各國のロケットビジネスを失敗させ中國が獨占しやうと云ふ企みだつた。失敗の復讐を依頼されたゴルゴは陰謀の仕掛けを探る。
衞星放送事業を展開するメディア王ワールドロップは日本の東洋テレビの買收を仕掛ける。ワールドロップの娘であるリンダは、戀人である若手郵政官僚前橋と結婚し、テレビ業界の刷新を圖らうとするが、リンダの前にゴルゴが現れる。
中國政府が仕立て上げたパンチェン・ラマ輪廻転生霊童の転生祭の妨碍をダライ・ラマが自らゴルゴに依頼。更にダライ・ラマが指名したラモンは混亂に乘じチョモランマを越えて脱出をはかるが、中国山岳部隊隊長燐がその跡を追ふ。ラモンは同じルートをたどるゴルゴと合流するが、さしものゴルゴも高山病に襲はれる。アルパインスタイル、極地法。
クルド人の司令官は虐殺を指揮したイラク軍司令官殺害を依頼。だがそれを聞きつけた老師ゼバリはゴルゴに附きまとふ。腕利きの狙撃手であつたゼバリはかつて標的を狙つてゐたが、失敗し右腕が不自由になつてゐた。
息子を殺したゲイパーテイの仲間の狙撃を依頼されたゴルゴ。標的が祖國の土を踏む前にと云ふ依頼だつたが、着陸直後の機がハイジヤツクされてしまふ。ゴルゴは特殊部隊に紛れ込み、機内に潛入する。
サラリーマン有沢の家族に好青年“春雄”が近づいてきた。だが春雄の目的は抑留により中国情報部の工作員となつてゐた有沢の父の過去をネタに有沢から會社の極祕情報を強請ることだつた。「われわれの知らない所で…知らない“世界”が動いているのだ…」
戰時中スペインとの協力により行はれてゐた諜報活動“E工作”。かつて工作員であつたミゲルは、“マンハッタン計画”の情報を握り潰した人物に復讐するため、半世紀後再び動き出した。ミゲルを監視してゐたCIAは、4代前の室長からの申し送り事項に從ひ、ゴルゴに事態を聯絡する。
鄧小平が倒れ後繼者爭ひが激化。トウ小平を治療してゐる気功師の上司は気功師から後繼者となることを豫言される。一方天安門事件で失脚した高官は気功師のたくらみを暴き鄧小平の命を守るためゴルゴに依頼する。
琉球王家の一族である自衛官は大企業から協力を約束され部下とともに沖縄獨立を目論む。作戰は周到で在日米軍も動きを抑へられてしまふと豫想された。だが基地にゴルゴが乘り込み、鎮壓の指揮を執る。眉毛首相、ムーミンパパ藏相、ポマード通産相、「介錯…痛み入る…」
狩猟マニアの作家がロシアの元軍人をガイドに雇ひ、アムールで虎狩りに興じる。だがガイドの本當の仕事は別にあり、その阻止のためゴルゴは跡を追ふ。「核兵器を欲しがっている東洋の小さな国」
パソコン少年にゴルゴの狙撃を分析させそつくりの狙撃を行ふゴルゴオタクの殺し屋。ゴルゴの協力者である新聞記者が事件を追ふと、違法な臟器移植倶楽部の存在が明らかになる。殺し屋は倶楽部のボスに雇はれてゐたのだ。
かつてソ連のスパイだつた過去を持つ大會社社長。だがその過去を知る、死んだはずの部下から脅迫状が送られてきた。社長は信頼する秘書を通じゴルゴに部下の抹殺を依頼するが、そこには思惑が隱されてゐた。「ほら、聞こえる…!」、ラストボロフ事件。
アメリカの航空機メーカは開發した新技術“層流翼理論”が日本で先に開發されてゐたことを知り、“特許侵害訴訟”を請け負つた辯護士は開發者と論文を抹殺してしまふ。アメリカのメーカと共同開發してゐた日本のメーカ社長は開發者の親友であり、復讐をゴルゴに依頼する。バード・ストライク。
藤堂は南沙諸島の石油開發にゴルゴが資金を出すといふ噂をかつての上司から聞き、ゴルゴにそれを傳へる。調査に乘り出したゴルゴは噂がゴルゴの存在を表沙汰にし無力化することで市場の擴大をたくらむ武器商人の仕業と知り、とてつもない抵抗策に打つて出る。「G型トラクターについて面談」、ケチャ、ガリ事務総長、14「日本人・東 研作」、43「ミステリーの女王」、75「システム・ダウン」。
連續殺人事件を追つてゐた刑事は關東軍の元通譯から、被害者がかつて關東軍の白系ロシア“外人部隊”を壞滅させたスパイの協力者であり、スパイが日本で武器商人となつてゐることを知る。連續殺人の犯人はさらに元スパイの命も狙つてゐた。
バブル崩壞の日本にアメリカがさらに円高攻撃を仕掛けてゐた。ゴルゴに狙撃された坂本頭取の元部下であつた大蔵官僚は滝田と組みアメリカに反撃をしかけ、さらに日本財界の“老害”除去をたくらむ。ヒラリー。
融和をはかる中国と臺湾であつたが、臺湾の大物守舊派がそれを妨害。中臺は大物の狙撃をゴルゴに依頼するが標的は東京の高層マンシヨンに住んでおり狙撃できるポイントが無い。だがゴルゴは走行中の電車にポイントを發見、ゴルゴたちは映畫の撮影を裝ひ、電車に乘り込む。成田エクスプレス。
臺湾の“竹連幇”は裏切り者と手を組んだ“客家幇”より中国の特殊部隊に襲撃される。“竹連幇”の“大家姐”は客人として迎へてゐたゴルゴに、特殊部隊の壞滅を依頼する。トカレフ、アヒル。
ペンタゴンの計劃により優秀な兵士と女性アスリートとの間に生まれ、科學トレーニングやドーピングにより能力を引き出された殺人マシンライリー。ペンタゴンはライリーの能力を證明するためゴルゴと鬪はせる。“黄色い魔神”「私はどこから生まれ…どこへ行くのだ?」
チベツト山中でプラントハンターが“黒い惡魔”の言葉を殘し次々に自殺してゐた。恩人であるヴエテランハンターを案じた王立キュー植物園園長はゴルゴに“黒い惡魔”の抹殺を依頼する。種の缶詰、「ショーッ!」
ゴルゴに“毛沢東”狙撃が依頼される。中国では毛の肖像畫が“厄除け”として大流行してゐたが、そこには巻き返しをはかる共産黨保守派長老の策略があつた。「…ジョークは時と場所を選ぶ事だ…」、“後門票”、“小瓶”
レバノンで展開する平和維持軍の兵士が子どもとともにイスラエルの大佐に殺される。復讐を誓ふ仲間たちはゴルゴに依頼するが、大佐は500mの“安全保障地帯”に守られてゐた。
国連の事務総長がデクエヤルからガリに移ることが確實になる中、イスラエルで“ラミィ・キューブ”の世界大會が行はれるが、それはガリ就任を各国が支持することを意味してゐた。だが大會にゴルゴが現れる。桑原正人氏、“バイナリーガス”、引き繼ぎ。
シベリアで進行する日ソ合弁事業は、ロシア保守派と日本のヤクザの思惑がからんでゐた。だが日本の未來を憂慮する外務審議官は、この事業の頓挫をゴルゴに依頼する。“錐刀を以て泰山を堕つ”、ゴルゴの茶の湯。
パレスチナゲリラがシャバクに檢擧される。ゲリラに送り込まれた指導者“イーグル”を探すシャバクだつたが、トルコ人を名乘る男—ゴルゴが“イーグル”がゐる施設に收容された。「ユダヤ人を殺すと何人残るでしょう?」、「敵に相談せよ、そしてその助言の逆をやれ」、トウゴウ、ノギ、エムツェ12。
村の英雄をゴルゴが狙つてゐると情報が入り、情報部と警察は徹底的に狙撃地點を潰していく。だがそれはゴルゴの攪亂だつた。ウオツカの火、中繼狙撃。
選擧が近づくなか農家の不支持、工場の徹退に頭を惱ませた秋田出身の若手代議士は、パプア・ニューギニアでの大規模コメ開發利權を狙ふ。そこで農民を支援してゐたのは地元の舊友だつた。一方開發を懸念するアメリカRMAは開發の頓挫をゴルゴに依頼する。山ン爺、ニオコマドの呪ひ、ドジョウ。
幻の女神像“東洋のビーナス”を探し求める老考古學者。だが盗掘團の妨害が重なり、老學者は女神像のレプリカを作り、盗掘團の正體を暴かうとする。だが盗掘團のブレーンは老學者と袂を分かつた息子だつた。
ひざびさにデイブのもとを訪れたゴルゴ。だがゴルゴが持ち込んだ銃彈の材料に「なんじゃこりゃ!?」1年後、雲仙普賢岳の火碎流から唯1人脱出できたといふ男—ゴルゴの足取りを新聞記者が追つてゐた。「乃木? 宇垣? 東郷?」
共産ゲリラに送り込まれたソ連の射撃教官抹殺がゴルゴに依頼された。侵入が困難な訓練場への襲撃に選擇した手段は水素氣球とアーチェリーだつた。ボグダノフ型、「性別はいいのかい?」「自動車ドロ。それが運悪く覆面パトカーだったんだ」、フィリピンの記念日。
湾岸戰爭の開戰準備をすすめるアメリカ。だがイラクはフランスでスカウトした微生物學者が開發した石油分解微生物を用ゐたテロを準備し、さらにソ連の高官を人質に取り妨害をはかる。ゴルゴに微生物の破壞と人質の救出が依頼されたが、それは1日以上不眠不休のミツシヨンだつた。シュワルツコフ。
チベツト獨立を目指し天安門の民主化運動に潜り込んだ過激派を危險視した穏隱派のリーダーは「1度だけの暴力」—工作員の抹殺、そして過激派のリーダと自身の殺害をゴルゴに依頼する。ウアルカイシ、538番のタクシー。
アメリカから脱却し、ソ連、中国との經濟ブロツクを目指す官僚は演劇團訪問に僞裝し、兩國の外交官との、アメリカが計劃した3国間に延びるLPGパイプラインを軸とした工作をはかる。その情報を察知したCIA部員は獨斷で官僚の抹殺をゴルゴに依頼するが、その工作には裏があつた。クレー射撃。
臺湾のコピー商品に手を焼いたコンピユータ會社は“黒社會〈フクサイウイ〉”のコピー業者を調査。だが調査員が殺され、會社はCIAを通じ、ゴルゴにボスの抹殺を依頼する。石鹸。
ドライバーとコンストラクターのチヤンピオンがほぼ確實の日本のエンジンデベロツパ。だがバツシングを恐れた社長は鈴鹿での優勝決定を回避するためゴルゴにマシンの妨害を依頼する。ホンダ? マクラーレン? アイルトン?
アメリカの戰略をシミユレーシヨンするAIコンピユータ。それと同性能のコンピユータが野心に燃える技術者によつてイラクにもたらされ、技術者はフセインにクウェート侵攻の成功を示す。それを阻止するためコンピユータの破懷がゴルゴに依頼されたが、コンピユータはゴルゴの行動をほぼ完全に豫測してゐた。ブッシュシニア、チェイニー、パウエル、ファハド国王、ネブカドネザル2世。
日本の大銀行同士の合併。これを警戒したアメリカ当局やユダヤは合併前に新會長の暗殺を目論む。一方日本でも、合併は望むものの理想に燃える新會長を危險視する人物がゐた。クリントン、エロ総帥。
ボートピープルを狙つた遺族の跋扈に對しUNCHRはゴルゴに懷滅を依頼。ゴルゴは人間魚雷“回天”を修復し海賊の海に乘り出す。
ルーツ。引退してゐた老KGB工作員“スタリク〈じいさん〉”はゴルゴの過去を探り、抹殺する命令を受け復帰。“スタリク”はかつて中国で出會つた“禿鷲”こと殘留孤児東堂高志が幼きゴルゴの姿と考へ、“禿鷲”を知る人物—義妹、元匪賊のボス、ベトコンの戰友と接觸する。“卍機関”“ヤンキー流のあいさつ”84「14Kの謎」
香港の淨化をはかる中国当局は日本の大物政治家と香港の犯罪組織14Kにつながりがあることを知り、14Kのボス抹殺をゴルゴに依頼する。地上げ。
モサドの情報員の公開絞首刑が行はれることになり、モサドは救出のためあらゆる手を盡くすが處刑の日となつてしまふ。だがそこにゴルゴが現れた。
ルーツ。證據であるメダルの割り符と“ゴーゴリ1912”の口座番號により、プライベートバンク“ヒューラー商会”に預けられてゐたロマノフ王朝の莫大な遺産の相續を申し出たニコライ大佐。ソ連に遺産が流れることを恐れた商會の依頼を受けた調査員フェイスはもう1人の相續人、グレゴリー・皇士・東郷=ロマノフの存在をつきとめる。フェイスはゴルゴこそが皇士の現在の姿だと考へる。“よみ撃ち”
テロリストに誘拐された科學者夫妻。妻と不倫してゐた上院議員はCIA部員を通じ犯人の抹殺をはかるが、2人を同時に射殺するといふ計劃にプロも尻込みする。だがゴルゴは依頼を受けた。“NATO-M198実包”、アラスカでサーモン釣り。
ゴーギャンの幻の作品はモデルの女性のために描かれたものだつた。だがその繪が表に出ると知つたモデルの孫娘ゴーグの意を受けたゴーギャン研究家と畫商は、繪の破懷をゴルゴに依頼する。空手、ダムダム彈。
イランイラク戰爭においてイランの港湾封鎖のため特殊部隊の訓練が行はれてゐることを知つたイラン軍は訓練所の懷滅をゴルゴに依頼。遠泳の訓練を行ひ、チグリス川を渡り訓練所に侵入したゴルゴだが捕まり、拷問を受ける。クラウゼウィッツ、フセイン、ホメイニ師、ハーグ条約。
中国政府に協力する香港の大企業のオーナー。だが實際は香港企業を賣收し經濟を破綻させることで香港の獨立を目論んでゐた。經濟混乱を恐れたCIAの殺害依頼を受けたゴルゴだつたが、中国政府も暗殺者を差し向けてゐた。ヘリアクシヨン、鄧小平?。
腕利き宣傳マンがベンチヤー企業に出向を命じられる。そこには最新の通信技術をめぐる諜報戰と、シベリア抑留にまつはる因縁があつた。ビームマイクロ・スクランブラー。つくば万博。
地下鉄の工事に不審を抱いてゐた若手代議士の友人が死體となつて發見される。友人の無念を晴らすため調査を開始した代議士だつたが、黨の大物から眞相が明かされる。戰時中ソ連と取り交はされた密約の文書“S-書簡”が永田町の地下に埋つてゐるといふのだ。国立国会圖書館国会分室、地下鉄永田町驛、「水に浮かぶ議事堂」、風呂敷、根岸慎三、中田丸助、幸田武吉、工藤田。
ホルムズ海峡でメリー・セレスト號のやうな無人の貨物船が發見され、イラン軍が調査すると積荷はUZIなどの兵器でイラン軍の將軍が發注したものだつた。船主はギリシャの海運王であり、たびたびイラン軍の荷物を横流ししてゐた国際詐欺團であつた。ロイズ保險。
世界を支配する大財閥ロックフォード當主デビッドから専属を申し込まれたゴルゴだつたがそれを拒絶。引き受けてゐたユダヤ人の依頼主ザメックの口座までも封鎖され、ロックフォードの軍門に下つてゐない臺湾に向かつたゴルゴは華僑の長老黄疆孫からデビッド暗殺を依頼される。だがデビッドが手を回し、アメリカ大統領から暗殺の中止が求められた。陶哲昌。
アメリカでサウジの王族の女が殺害される。皇太子の父であるザルマンはゴルゴに犯人の殺害を依頼するが、皇太子がモサド、CIAの謀略により犯人となつてゐた。殺害を止めようとするザルマンは暗殺團ハリージュ派をゴルゴに差し向ける。ハリド国王。
ルーツ。偶然手に入れた資料から「河豚計画」を知つた新聞記者村本は、ユダヤ人武器商人マインベルグから戰時中上海に避難したユダヤ人の苦難を聞く。一方カダフィはマインベルグの抹殺をゴルゴに依頼するが、それを知つたマインベルグが逆にゴルゴに會はうとする。ゴルゴはマインベルグの甥なのか。
サウジの王族の接觸を受けたゴルゴだつたが、依頼人は死亡してゐた。その死は銃撃によるものでなく、正體はイヌワシの攻撃だつた。捕らへられたゴルゴはワシと鬪ふこととなる。「アラブ風石焼き料理」、ハリド国王。
民衆が醵金し、ベトナム戰爭で国外に逃亡した高官への復讐をゴルゴに依頼しようとしてゐた。だが麻藥組織が自分たちの標的を捻ぢ込まうとしてゐた。失語症。
事業に失敗しクビになつた藤堂だつたが、穀物メジャーに一矢報ひんと、大規模な市場操作を目論む。その仕掛けの狙撃をゴルゴに依頼することになる。マグネシウムと黒色火藥の混合爆彈によるニセ核爆發、ロイズ保險。
ゲリラ掃討の部隊にゴルゴ潜入の知らせが入る。町の武器屋で改造アーマライトを發見した部隊はゴルゴを待ち伏せする。万力で發射。
あつけらかんとしたコールガールにゴルゴも苦笑。夜のバンコクはアラブマネー。
戰時中、財宝を積んで撃沈された船が引き上げられたが中身は空だつた。そこには、超タカ派の大物政治家の謀略があつた。軍曹、島での訓練。
ゴルゴに壞滅させられた特殊部隊の隊長は復讐を誓ひ、より強い部隊を鍛え上げる。部隊にカルト教祖の抹殺命令が下されるが、同じ標的をゴルゴが狙つてゐた。
モンゴルで進められる再革命。決起の日、かつての英雄「モンゴルの鷹」の前に現れたゴルゴは蜃氣樓の中で對峙する。
CIAのスパイ「バンバー」の暗殺を依頼されたゴルゴは戀人の酒場の歌手リリィに近づく。抱かれたリリィの反應にゴルゴは違和感を感じる。スパイの正體とは。
ルーツ。ゴルゴの兩親ではないかと目されるスパイ夫婦を追ふ自衛隊。しかし調査員が次々と殺害される。
傳統ある暗殺團の仕事が次々に失敗。技術革新をはかる幹部はゴルゴに仕事を依頼し、“教官”としてその技術を學ばうとする。
ルーツ。戰後の混乱のさなか起きた一家皆殺し事件。生き殘りである五郎とひろ子はなにも語らず姿を消し、使用人たちも殺された。時効が過ぎ、職を辭してもなほ事件の眞相を追つた元刑事は、ゴルゴが成長した五郎であると考へた。
“聖者”と崇められる神父の依頼は、修道尼の兩親を殺した犯罪集團のボスの殺害だつた。だがゴルゴが依頼を受けると修道尼は愕然とする。マタイ傳第7章、“鳥かご”、密造拳銃(バルテック)、“高度サラシ粉”。
アラブ組織“10人委員會”からの工作員養成所懷滅の依頼を受け、ゴルゴはユダヤ人帰還者を裝ほひ潜入。“シャバク”の女工作員ヨナはゴルゴの“割礼痕”を確認するが、ヨナは“シャバク”大佐の娘だつた。モシェ・ダヤン、“安息日”のごちそう。
ベイルートにおけるパレスチナ要人襲撃を受けPFLPはイスラエルのテロリスト養成所の懷滅をゴルゴに依頼。女工作員ハンナとともにシナイ半島の沙漠に潜入する。手鏡。
マレーシア海底で發見されたUボートから金塊を持ち去つた暗殺團“赤眉(チーメイ)”のボス“巡風頭(チュンフォンタオ)”を狙ふゴルゴは敵對する組織から情報を教えられ、標的のアジトに飛び込む。水銀中毒。
ソ連のスパイである學者はインドに娘が來たことに驚く。娘と一緒に來たのがゴルゴであることを知つた工作員は亡命させるため、學者親子を連れて脱出をはかる。タマネギ、マンゴーをきざんで入れた水。
捕らはれた情報將校を救ふための“ペガサス計画”は難攻不落の要塞により何度も失敗してゐた。最後の手段として依頼されたゴルゴは荒くれ者“ビッグ・ジョー”を相棒に、ジープによるパラ・セールでの侵入を試みる。女司令官、「ナウなスポーツ」。
犯罪者には容赦しない鬼警部“散弾銃(ショットガン)スミニー”に追はれ、さらにはゴルゴにも狙はれた麻藥組織のボスは、スミニーがゴルゴに復讐心を抱いてゐることを知り、逆にスミニーに接近、ゴルゴと噛み合はせようとする。ゴルゴのそつくりさん、テキーラと蚊、ヘツドライトのトリツク。
ゴルゴを取材するジヤーナリストマンディ・ワシントンたちは、“I機関”の工作員“東研作”がゴルゴではないかと足取りを追ふが、マンディの前にゴルゴが現れる。
中国で撃墜されたスパイ機の機長の抹殺を依頼されたゴルゴ。機長が收容されてゐる病院に潜入し、作戰を實行する。“血まみれマリー”、「血管が糸みみずのように眼球をはって…」
フィリピン情報局がフク団ボスの抹殺を依頼するが、ゴルゴに追ひ詰められた標的はコソ泥を裝ひ留置場に逃げ込む。だがゴルゴは罠を仕掛ける。「エーメン」、ドアノブに電線、ビニールテープで傷跡。
GRUの息がかかつた新たな麻藥王抹殺がCIAからゴルゴに依頼されるが、現地に先乘りした女工作員が殺害される。ゴルゴは女連絡員「ラオスのけし」に接觸し、麻藥王を知るヘロイン生産者「ジェネラル・リー」を紹介される。「男と女がヒソヒソ話をするときには一番サマになるスタイル」、自由連想、裸カンフー。
IDSO(国際ダイヤモンド保安機構)の暗殺者クリューガー兄弟はIDB(不正ダイヤモンドバイヤー)のボスカザリアンを追つてゐた。幹部赤毛のバージニアから居場所を得た兄弟はベイルートに乘り込む。そこで得たボスの顏寫眞はゴルゴだつた。一方カザリアンの執事は護衛をゴルゴに依頼する。バナナの皮、ウィンドウォッシャーにガソリン、蜂蜜で蟻責め。
亡命したソ連のレーダー學者を狙撃したゴルゴだつたがKGBは裏切り、口をきけなくし犯人としてCIAに捕らへさせようとする。タワリーシチ、ECM、學生運動、ライター爆彈。
手下の依頼でギヤングのボスを殺害したゴルゴの次の依頼主は殺したはずのボスだつた。依頼に僞りがあることを知つたゴルゴは報復に出る。ふきとばされた葉巻。
ゲリラ組織「スパイダー6」の壞滅を依頼されたゴルゴは記者に僞裝し、アジトに潜入する。カミソリに毒、フイルム爆弾。フーバー、キニスキー、ヒューム卿、オマイリー。
ポルノフイルムの賣人“黄色いバラ(フェティダ)”がペルシヤ絨毯に僞裝して流通させてゐることを突き止めたゴルゴはフイルム工場に潜入。“黄色いバラ”の正體は驚くべきものだつた。